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- 科名・属名 : ラン科 カキラン属
- 特徴 :
属
- 特徴
: 草丈30〜70cmの多年草。
カキランの品種で、唇弁が側弁花(ロベリア化)したもので、花以外は母種と同じ。
本来なら、カキランの説明の中で取り上げればいい花であるが、花色の違いによる品種ではなく、花弁の形が違う品種なので別にした。
- 分布・生育地 :
九州(南部〜島嶼) (国外:?) 日当たりのいい湿地、草地
- 花期 : 5〜6月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2006年6月11日 鹿児島県奄美大島 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花、下・葉 同 上
- 撮影記 :
草刈がおこなわれたせいか、前年に比べはるかに草丈の低い草原。生育しているはずの場所もすっかり刈り払われていた。必死に探しはじめると、草むらの中で花をつけている一株を見つけた。
写真でもわかるように、唇弁が先祖がえりして側弁化(ロベリア化)したカキランの品種で、南九州に分布しているようだ。
十数年前、初めてこの花を見たとき「カキラン」と教えられたが、いじけた株だったことから撮影しなかった。後で本種と知り大いに後悔した。
やっとリベンジの機会を与えられたが、1株だけとは。ただ、周囲には小さな株がいくつか見られ、生長して沢山咲き揃った頃また会いにこようと思った。
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