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- 科名・属名 : ラン科 サワラン属
- 特徴 :
草丈10〜20cmの多年草。
葉は直立し線形で、長さ6〜15cm、幅4〜8mm。基部は花茎を抱く。
花は上向きに1個つき、紅紫色で長さ2.5〜3cm。唇弁の縁は全縁で隆起線がなく、長さは他の花被片と同長。
サワランの変種で、花が上向きに咲くこと、唇弁が全縁で隆起線がなく、他の花被片と同長であることが異なる。
- 分布・生育地 :
本州(中部) (国外:日本固有) 高層湿原
- 花期 :
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2013年7月28日 長野県 中上・全体2 2014年7月21日 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花 同 上 下・花2 2013年7月28日 同 上
- 撮影記 :
和名のとおり長野県の霧ケ峰の高層湿原にあることは知っていたが、柵でしっかり保護された湿原の中では写真になりようもなくあきらめていた。
しかし、フィルムなら無理でも遠距離に強いデジカメなら写せるだろうと、花期には少し遅いとは思いつつ7月末に出かけて見た。
観光客や夏休みの林間学校の生徒が多数行きかう木道、双眼鏡で湿原をなめるように探した。
やはり花期には遅く、やっと1株だけ花を見つけて撮影したが、いくらデジカメでも距離がありすぎた。
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