オナガエビネ(尾長海老根)

Calanthe masuca


オナガエビネ

  • 科名・属名
  • : ラン科 エビネ属

  • 特徴

  •  草丈30〜50cmの多年草。
     ツルランに似るが、茎は細く、短い。
     葉は長楕円形で4〜5個つき、狭長楕円形で、長さ30〜40cm、幅10〜15cm。。
     花は花茎の先に20〜30個散房状につき、紅紫色で、唇弁は萼片より長く3裂し、側花弁は小さく、中央裂片は扇形に広がり先は2裂、基部に帯紫濃赤色のとさか状突起がある。
     中に花の白いものがあり、
     シロバナオナガエビネ(f. albiflora)という。

  • 分布・生育地

  •  九州(屋久島以南)〜沖縄県
     常緑広葉樹林下

  • 花期
  • : 7〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2004年10月3日 沖縄県西表島
     中・花   同 上
     下・白花 2009年9月26日   同 上

  • 撮影記

  •  冬に西表島を訪れた際、この花ともツルランとも見える葉を多数見た。夏には何株かにツルランの白い花が咲いていた。
     花をつけない株はこの花で秋に咲くのではと期待して出かけた。沢を渡り樹林下を進むと、葉はあるものの花をつけている株がない。ダメかと思った矢先紅紫色のこの花が目に入った。
     花茎の先にまとまって咲く紅紫色の花は3cm程度あり、大きくて美しい。あたりを見回すとすでに果実になった株がいくつかあった。
     西表島の群生地では、花は8月〜10月頃まで次々に咲き、この頃訪れると、いつでも花を目にすることができる。

    同じ科の仲間の花
花

シロバナオナガエビネ