タカツルラン(高蔓蘭)

Galeola altissima


タカツルラン1

  • 科名・属名
  • : ラン科 ツチアケビ属

  • 特徴

  •  つる性で5〜20mになる腐生ラン。
     茎は赤褐色で細いが、樹幹をよじ登る。
     花は茎頂に複総状花序になり多くの花をつける。花は淡黄色〜淡黄褐色で径約3cm。花被片は線状長楕円形、唇弁は倒卵形で先は浅く3裂し、基部は筒状に巻く。唇弁中央には長い毛が密生する。
     果実は根棒状で、長さ10〜15cm。
     別名 ツルツチアケビ

  • 分布・生育地

  •  九州(種子島以南)〜沖縄
     常緑樹林下

  • 花期
  • : 5〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  2010年6月27日 沖縄県国頭郡
     上は拡大写真あり(写真をクリック)
     中    同 上
     下左・果実 2013年9月4日   同 上
     下右・花 2010年6月27日   同 上

  • 撮影記

  •  樹幹を這い上がり、時には10mを超える樹上で花を咲かせる特異な形態を持っているため、花を撮影するには好条件が重ならないと難しい。
     期待を持って訪れたやんばるの奥地、願いが通じたのか目の高さに咲いている花に出会った。這い上がっている大木が斜面に生えているうえ尾根側に倒れこみ、しかもよじ登ることができるという好条件だ。
     近くでじっくり観察すると、ツチアケビ同じ仲間だけあって花はよく似ている。ただ、この花の方が全体的に色合いは地味だ。
     花が終わると下左の写真のようにインゲンのような長細い実を付ける。
     花が咲くとその枝は枯れてしまうため、翌年はここでは見ることができない。こんな好条件は今後も少ないだろうと、2本もフィルムを費やした。

    花

    同じ科の仲間の花
タカツルラン2

果実