ヤクシマシュスラン(屋久島繻子蘭)

Goodyera hachijoensis var. yakushimensis


ヤクシマシュスラン1

  • 科名・属名
  • : ラン科 シュスラン属

  • 特徴

  •  草丈10〜25cmの多年草。
     茎は基部が長く這い、上部は立ち上がる。
     葉は中央に白斑が帯状に入るなどハチジョウシュスランに似ているが、葉は長さ4〜8cm程度と長い。
     花は総状花序になり、多数の小さな花を密につける。唇弁の基部の胞状にふくれた部分が白色になる点もハチジョウシュスランと異なる。

  • 分布・生育地

  •  九州(南部、屋久島)  常緑広葉樹林下

  • 花期
  • : 10月

  • 撮影月日・場所

  •  2008年10月4日 鹿児島県屋久島
     中、下・花  同 上

  • 撮影記

  •  屋久島では多く、色々な場所で葉を見かけるが、何しろ花期が遅い、10月、いくつかの固有種の撮影と兼ねて出かけた。
     天気は予報通り小雨、晴れ男だから一日中降るはずがないと強行する。山に入ると、予定通り雨は止んだものの、低く黒い雲が掛ったまま、林下はまるで夜のようだ。
     ハチジョウシュスランによく似た花は咲き始めたばかりのようであるが、何しろ暗い。懐中電灯で照らし、目を近づけないと咲いているかどうか判らないような状態だ。
     露出も数秒かかり、わずかな風にも揺れる。現像しないと出来上がりがわからないので何枚も写した。こんな時は本当にデジカメがうらやましく思う。
     幸いなことに、こんな日は誰も山には入らない。貸切状態の登山道に道具を広げ、時間をかけて撮影した。

    花アップ2

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ヤクシマシュスラン2

花アップ1