アマギテンナンショウ?(天城天南星)Arisaema kuratae |
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サトイモ科 テンナンショウ属 草丈15〜30cmの多年草。 全体に小型で、葉は1個または栄養のいい個体で2個。小葉は、5(小株)〜7(大株)個で、外側の小葉は他より小さい。葉柄は長い。 仏炎苞は紫褐色または緑白色で、舷部は三角卵形で膨らみ、広い白条がある。口辺部はごく狭く反る。花柄は1〜3cm。(静岡県植物誌による) 本州(静岡県) 山地の林下 1998年4月29日 静岡県伊豆半島 中 1997年5月5日 同 上 下 1998年4月29日 同 上 この花がどんな花なのか、写真や図版がないかといろいろ探したが、今のところ見つかっていない。 したがって、本種と同定した根拠は「静岡県植物誌」の記述だけで、本当にこの花かどうかはよくわからない。 伊豆にはオドリコテンナンショウやアマギテンナンショウがあると知り、GWに出かけたが、予想通り各種のテンナンショウの花盛りだった。 最初に見つかった小さなテンナンショウをオドリコテンナンショウとし(最終的にオオミネテンナンショウ?としたが)、次に見つけたこの花、記述を参考に本種としたが、花の色違いや鋸歯の変化もあり、訳がわからなくなった。 一番下の写真は、当初これがオドリコテンナンショウと思っていた株である。ただ、葉が1個しかついていないので、オドリコではなさそうで、本種の葉に鋸歯のあるタイプとしたが・・・。 早くテンナンショウ属の分類についてバイブルとなるようなものが欲しい。 同じ科の仲間の花 |
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