カントウマムシグサ(関東蝮草)

Arisaema serratum


カントウマムシグサ1

  • 科名・属名
  • : サトイモ科 テンナンショウ属

  • 特徴

  •  草丈30〜120cmの多年草。
     雌雄偽異株で、雄株から雌株に転換する。
     葉は1〜2個つき、葉身は鳥足状につき、小葉は7〜17個。長楕円形で両端が尖り、時に鋸歯がある。偽茎部は長く、葉柄部ははるかに短い。
     花は葉と同時かやや遅れて開き、仏炎苞は紫褐色〜緑色で白条がある。筒部の口辺はやや開出し、舷部は卵形で先は次第に細くなる。付属体は棒状、時に太い根棒状〜頭状になる。花序柄は葉柄部と同長か長い。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州(四国九州南部除く)  林下

  • 花期
  • : 4〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  1997年4月20日  三重県藤原岳
     中 2004年4月24日  静岡県磐田郡
     下・花 2014年5月29日 神奈川県相模原市

  • 撮影記

  •  これまでも図鑑にこの花の記述はあったが、マムシグサとの区別がはっきりしないためアップできずにいた。
     最近「日本のテンナンショウ」(邑田 仁著、北隆館)が出版され、違いがはっきり記載されていた。
     特に分布域も図示されていて、マムシグサの分布は四国、九州で、関東や東海などでは本種しか分布していないようだ。
     また、四国、九州の混生地でも、やや明るい所に多く、花期も2週間程度遅いようである。

    同じ科の仲間の花
カントウマムシグサ2

花