マイヅルテンナンショウ(舞鶴天南星)

Arisaema heterophyllum


マイヅルテンナンショウ

  • 科名・属名
  • : サトイモ科 テンナンショウ属

  • 特徴

  •  草丈60〜120cmの多年草。
     葉は1個で鳥足状に17〜21個の小葉をつける。小葉は狭倒卵形〜線形で、全縁。
     花は雌雄同株または雄株のみで、仏炎苞は緑色で一部紫色を帯び、舷部の先端は尾状に伸びる。付属体は長さ20〜30cmで、仏炎苞の外に長く伸びる。

  • 分布・生育地

  •  本州(岩手〜岡山県)〜九州
     やや湿った低地の草原

  • 花期
  • : 5〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  1993年6月6日 茨城県
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  テンナンショウの仲間は筒形の仏炎苞に肉穂という奇妙な花をつけるが、肉穂の先が付属体となり、仏炎苞の外に伸び出すという一層変わった花をつけるのは、本種やウラシマソウなど数種類しかない。
     その中でも本種は、本州と九州地方のごく限られた湿った場所に成育する珍しい種類で、関東地方では数ヶ所産地が知られている。
     舞鶴天南星の和名の由来は、葉の上に仏炎苞を伸ばし、広がった葉の様子を鶴の舞う姿に例えたそうであるが、命名者の想像力の豊かさ?を感じる。

    同じ科の仲間の花
花アップ