ミミガタテンナンショウ(耳形天南星)

Arisaema undulatifolium var. ionostemma


ミミガタテンナンショウ

  • 科名・属名 : サトイモ科 テンナンショウ属
     注.APG分類では学名(Arisaema limbatum)

  • 特徴 :
     草丈30〜80cmの多年草。
     葉は2個つき、7〜11の小葉からなる。小葉は卵形〜楕円形で幅が広い。葉柄は花の頃は短いが、花後大きくなる。
     仏炎苞は濃紫色〜暗紫色で、筒部の長さは4.5〜8cm、口辺部が耳状に著しく開出する。
     付属体は棒状〜根棒状で、先端は円く、径0.3〜1cm。

  • 分布・生育地 :
     本州(岩手〜静岡県の太平洋側)、四国(西南部) (国外:日本固有)
     山野の林下

  • 花期 :  4〜5月

  • 撮影月日・場所 :
     1996年5月25日  神奈川県箱根
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花1 1978年4月30日  神奈川県津久井郡
     下・花2 2015年4月3日  東京都高尾山

  • 撮影記 :
     ヒガンマムシグサの変種で、小葉が楕円形で幅広い、仏炎苞が大型で、口辺部が大きく開出するなどの違いがある。
     下のアップの写真のように、仏炎苞の口辺部が大きく反り返り、耳たぶがあるように見えることからこの和名がつけられている。
     高尾山を初め、関東地方の低山地の春を彩るテンナンショウで、ごく普通に見られる。関東地方以外では
     ただ、グロテスクな姿が嫌われるのか、登山道沿いの花の多くが、首(花)を刎ねられた姿をさらしているのは痛々しい限りだ。

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花1

花2