オオハンゲ(大半夏)

Pinellia tripartita


オオハンゲ

  • 科名・属名
  • : サトイモ科 ハンゲ属

  • 特徴

  •  花茎の高さ20〜50cmの多年草。
     葉は1〜4個つき、3深裂し、裂片は広卵形〜狭卵形で、長さ8〜20cm。葉柄にむかご(球芽)をつけない。
     花は葉の上に飛び出るか、ほぼ同長。仏炎苞は緑色から帯紫色で、付属体は15〜25cmと長く伸び、仏炎苞から飛び出して直立する。

  • 分布・生育地

  •  本州(中部以西)〜九州(奄美大島まで)
     山地の常緑林下

  • 花期
  • : 6〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1994年6月12日 大分県津久見市
     アップ 2003年9月4日 高知県中村市

  • 撮影記

  •  この花に初めて出会ったのは大分県の果樹園下、目的の花に出会えずイライラがつのっていた。決して美しいとは言えない花が素晴らしい花に見えた。
     岐阜、福井県以西の地域に分布し、よく似たカラスビシャクとは、葉柄や葉腋にムカゴをつけないことで区別される。
     それ以外にも、紐状に伸びる付属体の長さも1.5〜2倍程度あることや、葉も丸みを帯びて大きいなどの違いがある。
     写真では葉が3枚あるように見えるが、1枚の葉が基部まで深く裂けて3枚に見えるだけである。

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