リュウキュウハンゲ(琉球半夏)Typhonium divaricatum |
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サトイモ科 リュウキュウハンゲ属 草丈15〜30cmの多年草。 球茎があり、葉は2〜5個が根生し、広卵形の矢じり形で3裂、長さ5〜15cm。葉柄は10〜30cmになる。 仏炎苞は紫褐色〜暗紫紅色で、長さ10cm程度。筒部は狭卵形で、舷部は口辺部より上が急に広がり、先は尾状になる。 付属体は尾状で帯紫色、長さ8〜15cm。仏炎苞の上に飛び出る。 本州(鹿児島県)〜沖縄 空地、道端 2005年11月7日 沖縄県西表島 アップ 同 上 ヤマコンニャクや栽培種のコンニャクと同じ形の花を咲かせるが、属は異なっている。 サトイモの葉のミニ版のようなこの葉、沖縄に出かけると人家近くでもよく見かける。簡単に増えるようで雑草扱いされて嫌われていた。そんせいか小さ過ぎる葉が多く、なかなか花に出会わなかった。 西表島のサトウキビ畑の隅でやっと花に出会った。撮影しているとハエが飛んできてすぐに付属体の先に止まる。人には悪臭に感じられるが、ハエにはご馳走の臭いのようだ。 同じ科の仲間の花 |