ショウブ(菖蒲)Acorus calamus |
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草丈(葉長)50〜100cmの多年草。 根茎は横に這ってよく分枝し、節から多数の根を出す。 葉は線形で、長さ50〜100cm、幅1〜2cm。先は鋭尖頭で、明らかに中肋がある。 花は花茎の先に長さ4〜7cm、直径0.6〜1cmの肉穂花序を斜め上向きにつけ、花被片は倒狭卵形、淡黄緑色で長さ約2mm。花茎は葉より短く、苞は長さ20〜40cm。雄しべは花被とほぼ同長、葯は黄色で花時にはわずかに突き出る。雌しべはやや六角形で、花被片よりやや長い。 北海道〜九州 水辺 2013年5月10日 東京都あきる野市 中、下花 同 上 ミズバショウと同じような肉穂花序を持つサトイモ科の花で、北海道から九州まで分布し、水辺で群生していることが多い。 決して珍しい花ではないがどういう訳か未撮影で、色々調べ東京都のある山間部の水辺に探しに出かけた。 水辺を丹念に探したものの見つからず、あきらめて帰ろうとしたとき、入口付近でやっと花を見つけた。 葉の途中に花序がついているように見えるが、花序のついているのは苞で、葉とよく似ているので間違えやすい。 同じ科の仲間の花 |
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