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- 科名・属名 : ツユクサ科 ムラサキツユクサ属
- 特徴 :
草丈50〜100cmの多年草。帰化。
茎は太さ2〜3mm、匍匐性で多数分枝し、途中から根を出す。
葉は互生、葉身は卵状長楕円形で、長さ4〜7cm、幅1.5〜3cm。先は嘴状に尖り、基部は歪んだくさび形、全縁。表面は暗緑色で注麓をはさみ灰白色の条があり、裏面は紫紅色。葉柄の基部は鞘に繋がる。葉鞘は毛があり、紫紅色の縦縞が9〜13入る。
花は茎頂に付き、紫紅色で径約1cm。
別名 シマムラサキツユクサ、ハカタガラクサ
- 分布・生育地 :
逸出帰化(メキシコ原産)(沖縄に帰化) (国外:不明) 人里や海岸近くの林下、林縁
- 花期 : 6〜9月(沖縄では1年中?)
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2006年12月22日 沖縄県国頭郡 中上・全体2 2022年4月13日 沖縄県石垣島 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 左下・花、以下全て 同 上
- 撮影記 :
昭和初期に観葉植物として持ち込まれたものが沖縄では野生化していて、最近は増えてきたような気がする。
図鑑には人家近くのギンネムの林下や海岸近くの林下に野生化していると書かれていたが、私が見たのは人里離れた林道際の林下だった。
また、教育現場では原形質分離や細胞含有物の実験材料として利用されているようだ。
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