オニドコロ(鬼野老)

Dioscorea tokoro


オニドコロ

  • 科名・属名
  • : ヤマノイモ科 ヤマノイモ属

  • 特徴

  •  つる性の多年草。
     根は太くなるが、ヤマノイモのように多肉にはならない。
     葉は互生し、円心形〜三角状心形で、長さ、幅とも5〜12xm。質は薄く、先は長く尖る。葉腋に球芽(むかご)はつかない。
     花は雌雄異株で、雄花序は葉腋から直立し、黄緑色〜淡緑色の小さな花を多数つける。6個の完全雄蕊がある。雌花序は下垂する。
     刮ハは上向きにつき、3個の翼がある。
     別名 トコロ

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州   山野

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1996年月8月3日 神奈川県横浜市
     中・雄花序 2004年7月25日 福岡県北九州市
     下・雌花序 1996年9月15日 千葉県市原市

  • 撮影記

  •  ヤマノイモ科の植物の中では一番目にすることが多い。
     写真のように雄花序が下に垂れず、直立する(時に横に伸びる)群生するので、小さい花にもかかわらず結構目立つ。
     根は太く厚くなり、曲った根からひげ根の生えている様子を、髭の生えた老人に例え、長寿を祝う正月の飾りとしてトコロ(野老)と海老と対比させたものらしい。
     よく見るこの花の根が食べられたらいいのだが、残念ながら苦味が強いらしく、食用には向いていないようだ。

    同じ科の仲間の花
雄花序

雌花序