- 科名・属名 ： ヤマノイモ科 ヤマノイモ属
- 特徴 ：
- 分布・生育地 ：
- 花期 ： ６〜７月
- 撮影月日・場所 ：
- 撮影記 ：
つる性の多年草。
１９８０年代に発見された植物で、未記載種。
ヤマノイモによく似ているが、葉の中肋の周辺部が薄紫色になるのが特徴とされている。
まだ分類学的な研究が不十分なようで記載されていないので、記述は「奄美の絶滅危惧植物」（山下弘）による。
九州（奄美大島固有） 山地
2009年6月20日 鹿児島県奄美大島
目的の花の撮影を終えて戻る途中、ヤマノイモ科の葉が目に入った。花はなかったが「確かここには最近見つかった種があったはず」とわからないまま記録用に１カットだけ撮影した。
ある時「奄美の絶滅危惧植物」（山下弘さん撮影）を見ていると、よく似た感じの植物が本種として載せられていた。
ヤマノイモに似ているが、葉脈の周辺が薄紫色を帯びるのが特徴と記されており、早速ポジを引っ張り出しルーペで覗くと、その通りなので本種と判断した。
花がなかったので悩んだが、珍しい植物なので葉だけでもとアップした。今度は花期に訪れたい。
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