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- 科名・属名 : ユリ科 アマナ属
注.APGVの分類では、チューリップ属(Tulipa)
- 特徴 :
草丈15〜20cmの多年草。
鱗茎は広卵形で、長さ3〜4cm。
葉は花茎の下部に2個つき、線形で長さ15〜25cm、幅5〜10mm。
花は花茎の先に1個つき、花披片は6個、披針形で長さ2〜2.5cm、白色で暗紫色の脈がある。苞は普通2個。雄しべは6個、花被片より短い。花は日光が当たらないと開かない。
果実(刮ハ)は円形、長さ約10mm、3稜がある。
中には白化品があり
●シロバナアマナ(仮称)(f.未定)という。
- 分布・生育地 :
本州(東北地方南部以南)〜九州 (国外:朝鮮、中国(東部) 日当たりのいい草地、畦、林縁
- 花期 : 3〜5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1986年5月18日 新潟県佐渡ヶ島 中上・全体2 2007年4月1日 群馬県藤岡市 中下・花 1986年5月18日 新潟県佐渡ヶ島 左下・シロバナ 2007年4月1日 群馬県藤岡市 (上、中上、左下は拡大写真あり、写真をクリック) 右下・葉 1986年4月6日 新潟県弥彦山
- 撮影記 :
堤防上や田畑の畦などで見かけることが多く、根が食用になり甘いことから和名が付けられている。
普通、他の草と一緒に生えているが、佐渡ヶ島では写真のように明るい林縁にこの花が植えたように単独で生えていた。
群落の写真は載せなかったが、アマナが一面に咲いていた。
群馬県では一面のアマナの群落の中に白花品と思える花が何株かあり、(シロバナアマナ)(仮称)とした。
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