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- 科名・属名 : ユリ科 シオデ属
注.APG分類ではサルトリイバラ科(SMILACACEAE)、サルトリイバラ属(属名同じ)
- 特徴 :
丈は10m位にもなるつる性の半低木。
サツマサンキライの変種で、茎が滑らかではなくざらつくことが異なる。
それ以外の葉や、雌雄異株の花、果実などは母種と変わらない。
- 分布・生育地 :
九州(南部)〜沖縄 (国外:台湾、インドシナ、フィリピン、ミクロネシア) 山地の林縁
- 花期 : 1〜2月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1(雄株) 2019年2月7日 沖縄県国頭郡 中上・全体2(雌株) 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中中・雄花、中下・雌花 同 上 左下・果実 2018年1月15日 同 上 右上・葉 2019年2月7日 同 上 右下・茎 2017年3月17日 同 上
- 撮影記 :
やんばるの森を縫うように伸びる林道、冬場はさすがに花は少ないが、それでもこの時期に咲く花がいくつかある。
サツマサンキライもその一つで、林縁に垂れ下がった蔓に雌雄異株の球状の花をつけて咲いている。
この花にそっくりで、サツマサンキライのように茎が滑らかでなく、右下の写真のようにザラつくのがこの花だ。
見た目はそっくりなので、花を見つけるたびに茎を触ってどっちか判断するしかない。
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