アズマシライトソウ(東白糸草)Chionographis japonica var. hisauchiana |
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草丈10〜30cmの多年草。 根出葉は長楕円形またはヘラ形で、長さ10cm、葉柄が長く、葉身の1〜3倍ある。 花は花茎の先に穂状花序になる。花被片は白色で6個、上の4個は3〜5mm、下の2個はもっと短い。 両性花と雄しべの退化した雌花だけの個体と、両方がある。 シライトソウの変種で、上の花被片が短いこと、両性花と雌花だけの個体と両方あること、葉柄が葉身より長いことが違いである。 本州(関東地方) 山地の林下 1994年5月14日 埼玉県 アップ 同 上 この花を尋ねて訪れた場所は、埼玉県の山中。スギ林の林縁であっけなく見つかった。 シライトソウの変種で、埼玉、東京の一部、明るい林下にあるとは聞いていたものの、こんな身近な場所にあろうとは思いもよらなかった。 花被片の短いこともあって、なんとなくチマチマした咲きかたで、みすぼらしいシライトソウといった感じである。 同じ科の仲間の花 |