ハルナユキザサ(榛名雪笹)

Smilacina japonica var. robusta


ハルナユキザサ1

  • 科名・属名 : ユリ科 ユキザサ属
     注.APG分類ではキジカクシ科(ASPARAGACEAE)

  • 特徴 :
     草丈1〜1.5mの多年草。
     ユキザサの変種で、全体に大きい。
     根茎は太く、節間が詰まって数珠状になることもある。
     葉は卵状楕円形で大きいものは、長さ20cmになる。
     花は茎頂に円錐花序に多数つき、花被片は白色で平開する。
     果実(液果)もユキザサより大きい。

  • 分布・生育地 :
     本州(群馬、長野県)  山地の林下

  • 花期 :  6月

  • 撮影月日・場所 :
     2011年6月9日  群馬県高崎市
     中、下左右    同  上

  • 撮影記 :
     ユキザサよりも大きく壮大である。
     和名の由来となっている群馬県榛名周辺には多いと聞いていたが、花の時期に出かけていなかったので、花仲間の案内で現地に出かけた。
     湖周辺の林下には話通り数多くの株が咲き始めていた。
     写真では大きさの感じが表しきれないので、数珠状になるという根茎を確かめるため根元を掘ると、下右の写真のように丸く塊が連なっていて納得できた。

  • 根茎

    同じ科の仲間の花
ハルナユキザサ2

花