ホソバノアマナ(細葉の甘菜)

Lloydia triflora


ホソバノアマナ1

  • 科名・属名 : ユリ科 チシマアマナ属

  • 特徴 :
     草丈10〜25cmの多年草。
     鱗茎は楕円状で長さ約1cm。
     根出葉は普通1個で線形、長さ10〜20cm、幅1.5〜3mm。
     花は花茎の先が枝分かれし、その先に1〜5個つき、花被片は白色で腺体がない。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜九州   山地の草原

  • 花期 :   5〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     1978年6月11日  山梨県三ツ峠
     中 2015年5月31日  山梨県中巨摩郡
     下左・花、下右・葉    同  上

  • 撮影記 :
     高山に生えるチシマアマナによく似ていて、山地の草原に生える。
     本種は鱗茎が球形であることや、葉が普通1個しか出ないこと、1つの茎に花が1〜5個つくところが異なる。
     アツモリソウを探しに出かけると、同じ草原でひっそり咲いていることが多い。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
ホソバノアマナ2

花