アツモリソウ(敦盛草)

Cypripedium macranthm var. speciosum


アツモリソウ1

  • 科名・属名
  • : ラン科 アツモリソウ属

  • 特徴

  •  草丈30cm前後の多年草。
     葉は互生し、長楕円形で長さ8〜20cm、幅5〜8cm。
     茎頂につくピンク色の大きな袋状の唇弁(5cm前後)が特徴。
     同じ属のクマガイソウを熊谷直実に見立てたのに対し、やや優しい感じのするこの花を平敦盛に例えている。

  • 分布・生育地

  •  本州(中北部)〜北海道
     草原や疎林下

  • 花期
  • : 5〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  1978年6月11日 山梨県三つ峠
     中 1984年6月17日 山梨県東山梨郡
     下 1995年6月11日 山梨県南巨摩郡

  • 撮影記

  •  花の写真撮影を始めたばかりの頃、当時バイブルだった富成さんの「春の花」に載っていたこの花に会いたくて山梨県の三ツ峠へ出かけた。
     緑一色の草原の中にピンク色のこの花が点々と咲いていて感動した。
     しかし、盗掘されることが多く、今はこんな光景を目にすることもできず、自生状態で見ることは稀になってしまった。
     よく似た仲間にホテイアツモリソウがある。

     2008年現在、これらの写真を撮影した産地でもその数は激減してはいるものの、まだいくらかは花が見られるという話を聞き、嬉しい気持ちになった。

    同じ科の仲間の花
アツモリソウ2

アツモリソウ3