キバナノホトトギス(黄花の杜鵑草)

Tricyrtis flava


キバナノホトトギス

  • 科名・属名
  • : ユリ科 ホトトギス属

  • 特徴

  •  草丈20〜50cmの多年草。
     茎は暗紫色で硬い毛が生える。
     葉は互生し、長楕円形〜長楕円状披針形で長さ8〜20cm、あまり茎を抱かない。
     花は葉腋から長い花茎を出し、先に1〜2個、黄色の花を上向きにつける。花茎には褐色の毛が密生する。

  • 分布・生育地

  •  九州(宮崎県) 林縁や明るい林下

  • 花期
  • : 9〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  1989年10月2日 宮崎県宮崎市
     下・花   同 上

  • 撮影記

  •  宮崎市の南西にある加江田渓谷は、豊かな植生が残され、沢沿いの遊歩道も整備されていて、植物観察には絶好のフィールドである。
     この花は、そんな遊歩道際に大きな黄色の花を咲かせている。
     花茎が花被片よりはるかに長いのが特徴で、下の写真でそのことはよくわかる。
     ある場所では一杯ある花も、他の地域では全くないという例がある。この花もその典型で、宮崎県では比較的多いもののよそでは知られていない。
     土壌、気象等の関係と思われるが、不思議なものだ。

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