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- 科名・属名 : ユリ科 ホトトギス属
- 特徴 :
草丈2〜15cmの多年草。
茎は低く硬い毛がある。
葉は互生し、倒披針形で長さ5〜15cm。先は尖り、基部は次第に細まり、表面は光沢があり、紫褐色の斑紋がある。
花は茎頂や上部の葉腋に1〜2花をつけ、花披片は倒披針形、黄色で紫褐色の斑点があり、長さ2〜2.4cm。花柄は気が密生し、花弁より短い。
- 分布・生育地 :
本州(東海〜近畿地方)、四国、九州(屋久島まで) (国外:日本固有) 山地の林下、林縁
- 花期 : 8〜9月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2003年9月5日 高知県幡多郡 中・全体2 2016年9月21日 宮崎県児湯郡 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 左下・花、右下・葉 同 上
- 撮影記 :
キバナノホトトギスに似ているが、本種の花茎は花被片よりずっと短い。
斑紋の入った特徴ある葉は各地で見たものの、いずれも花期ではない。
やっと高知県の山中で撮影した。9月初めでも終わりがけで、意外と花期は早い。
キバナノホトトギスの矮小型という考え方もあり、宮崎県で見た株などは本種ではなく、キバナノホトトギスの小さい株という考え方が納得できるような気がした。
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