ミドリヨウラク(緑瓔珞)

Polygonatum inflatum


ミドリヨウラク1

  • 科名・属名
  • : ユリ科 ナルコユリ属

  • 特徴

  •  草丈30〜70cmの多年草。
     茎には稜角がある。
     葉は長楕円形〜卵状楕円形で、長さ10〜15cm。質はやや薄く、裏面は白色を帯びる。
     花は葉腋から花柄を出し、3〜7個の苞のある3〜7個の花を付ける。花は淡緑色で筒形で、長さ2〜2.5cm。内面に花糸と長い軟毛がある。苞は膜質で、花の数と同じ。
     果実(液果)は球形で径約1cm、黒熟する。

  • 分布・生育地

  •  本州(中国地方)、四国、九州
     山地の草原

  • 花期
  • : 6月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年6月13日 熊本県阿蘇
     中、下   同 上

  • 撮影記

  •  十数年前、阿蘇でこの花に最初に出会った時、緑色の筒状の花を果実と勘違いし、撮影しなかったことがいつまでも心残りだった。
     久し振りに同じ頃阿蘇を訪れることになり、「今度は」とかって見た自生地に立ち寄ってみた。
     地形は変っていないものの、当時は小さかった杉が大きく育ち、明るかった林下はやや薄暗い。林縁にあったハナシノブもすっかり衰えて、わずかに残るだけ。月日の経過を感じさせられた。
     目的のこの花は、そんな林下のあちこちに健在、緑色の花をぶら下げていた。ただ、花弁の先は蕾と思われるものも、咲き終わったものもどれも閉じていて、どんな状態が咲いたと言うのかわからなくなった。

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ミドリヨウラク2

花アップ