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- 科名・属名 : ユリ科 アマドコロ属
注.APG分類ではキジカクシ(クサスギカズラ)科、学名(ASPARAGACEAE)
- 特徴 :
草丈50〜80cmの多年草。
茎は円柱形で稜がなく、上部は弓状に曲がる。
葉は披針形〜狭披針形で長さ8〜15cm、裏面の脈上に小突起がある。若葉は中央に白い縦筋が入ることが多い。
花は葉腋に1〜5個、筒形の花が垂れ下がって付き、花筒は2cm程度、緑白色で先のほうは色が濃い。
果実(液果)は球形、径7〜10mm、黒紫色に熟す。
- 分布・生育地 :
本州(関東地方以西)〜九州 (国外:韓国) 山野の林下
- 花期 : 5〜6月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1993年7月10日 神奈川県箱根 中上・全体2 2015年5月25日 東京都八王子市 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中中・花、右上・葉1、右下・茎 同 上 左下・果実 2016年10月31日 同 上 右中・葉2 2018年6月5日 神奈川県箱根
- 撮影記 :
関東地方あたりでは、初夏の頃雑木林の下などでよく見かける。
アマドコロに似ているが、茎に稜がないことや根茎の節間が短いことが違う。
また、葉の幅が狭いことや葉の表面中央の白い筋も見分けるときの参考になる。
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