ニシノハマカンゾウ(西の浜萱草)Hemerocallis fulva var. aurantiaca |
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草丈50〜70cmの多年草。 葉は線形で、長さ50〜70cm、幅1〜1.5cm。質は厚く、常緑。 花は2分する花序の先につき、径約15cm、花被片は橙赤色で、内側の山形の斑紋がはっきりしている。苞は葉状にならず小さい。 九州(西部) 海岸、山地の岩場 2013年6月17日 鹿児島県甑島 中、下・花 同 上 九州西部の海岸草原や山地の岩場に生え、ハマカンゾウの亜種とされている。 詳しいことはよくわからないのでネットで調べると、花期が早いこと、花被片の内側中心部に出る山形の斑紋がはっきりしていることなどと書かれていた。 甑島で咲き始めのこの花を見たのは6月半ば、確かにハマカンゾウに比べるとかなり早い。 この島のガイドでも本種とされているのでそれに従ったが、違いはよくわからなかった。 ただ、海岸を見下ろす急傾斜の草地に生える群落は、最盛期であれば十分観光客の目を楽しませる光景になるだろうと思った。 同じ科の仲間の花 |
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