リシリソウ(利尻草)

Zygadenus sibiricus


リシリソウ

  • 科名・属名
  • : ユリ科 リシリソウ属

  • 特徴

  •  草丈10〜25cmの多年草。
     葉は線形でほとんど根元につき、長さ10〜20cm。
     花は総状花序で、花被片は6枚。色はクリーム色〜白色であるが、花の中心部が緑色を帯びる。

  • 分布・生育地

  •  北海道(利尻島、礼文島)
     高山の草地

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1983年7月20日 北海道礼文島

  • 撮影記

  •  名前は利尻草であるが利尻には少なく、礼文島で見かけることが多い。
     とはいってもどこにでも咲いているわけではなく、海岸近くの岩礫地の草地の中で見かける。
     近くには、フタナミソウの株もあった。
     ユリ科、リシリソウ属の植物は、日本にはこれ1種しかなく、クリーム色の地に中心部の緑色の色合いは気品を感じさせる。

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花アップ