サガミジョウロウホトトギス(相模上臈杜鵑草)Tricyrtis ishiiana |
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草丈30〜60cmの多年草。 茎は無毛で垂れ下がり、葉は卵状披針形〜披針形で、長さ7〜14cm。葉裏の脈上と縁に毛があり、基部は茎を抱く。 花は茎の先に総状に数個、黄色で狭い釣鐘形の花を下向きに咲かせる。花被片の内側には赤褐色の斑点がある。葯は黄色。 本州(神奈川県) 山地の湿った岩場 1995年9月9日 神奈川県丹沢 神奈川県の丹沢山地は東京からも近く、植物も豊富である。 その山中の崖地にこんな花が咲くとあっては行かずにはいられない。 しかし、丹沢山地は一気に1000m以上も登るアルバイトを強いられるうえに、この花は急な沢筋の崖に咲くとあっては撮影も容易でない。 この日も急な沢の上部の岩壁でヒヤヒヤしたが、多くの株に会えて満足した。 よく似たスルガジョウロウホトトギスより茎が長く、葉も細く、葯は黄色である。 同じ科の仲間の花 |