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- 科名・属名 : ユリ科 ユリ属
- 特徴 :
草丈100〜150cmの多年草。
ヤマユリの変種で、草丈が高く、葉が広くて大きい。
花は白色で大きく、花被片の黄褐色の斑点が少ない。
- 分布・生育地 :
本州(伊豆諸島) (国外:日本固有) 山地、丘陵
- 花期 : 6〜7月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1996年7月27日 東京都伊豆諸島 中上・全体2 2019年6月30日 同 上 中中・全体3 同 上 (上、中上、中中は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花1(斑点無) 1996年7月27日 同 上 左下・花2(斑点有) 2019年6月30日 同 上 右下・葉 同 上
- 撮影記 :
ヤマユリの変種で、伊豆諸島に生える固有種である。
全体に大きく、花被片の黄褐色の斑点が少ないのが特徴と言われているが、上の写真の株は黄褐色の斑点はほとんどないものの、草丈はそんなに大きくない。
山上に生えるので草丈が低くなったのだろうが、遠くに見えるのは真夏の青い海で、白い花はよく映えていた。
2十数年後、久し振りにこの花に出会ったが、中や左下の写真のように黄褐色の斑点はヤマユリより少ないものそこそこあり、ちょっとイメージと違った。
地元の方に聞くと、斑点の量は島毎に少しずつ異なるようで、この島では上(や中下)の写真のようなほとんど斑点のない個体は少なく、それなりに斑点があるものが多いとのことだった。
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