シブツアサツキ(至仏浅葱)

Sllium schoenoprasum var. sibutsuense


シブツアサツキ

  • 科名・属名
  • : ユリ科 ネギ属

  • 特徴

  •  草丈30〜40cmの多年草。
     葉は細い円筒形で中空、直径1.5〜3mm、と基本種のシロウマアサツキに比べ細い。
     花は散状につけ、淡紅紫色で、直径2.5cm。雄しべは花被片と長さが同じ。

  • 分布・生育地

  •  本州(谷川岳、至仏山、八方尾根)
     蛇紋岩の礫地

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年8月14日 群馬県至仏山
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  浅葱は薬味に使われる葱の一種で、その野生種が蛇紋岩地に進出して変化した種類で、当然葱の香りがする。
     2005年、久しぶりに尾瀬に出かけ、いくつかの未撮影種や撮り直しをした。
     この花も撮り直した一つであるが、以前に比べ数が少なくなっていることが気にかかった。
     尾瀬は、さすがに盗掘されることは少ないと思うので、環境の変化があるのだろうか。

    同じ科の仲間の花
花アップ