ヤマトユキザサ(大和雪笹)

Smilacina hondoensis


ヤマトユキザサ

  • 科名・属名 : ユリ科 ユキザサ属
     注.APG分類ではキジカクシ科(ASPARAGACEAE)マイヅルソウ属、学名(Maianthemum viridiflorum)

  • 特徴 :
     草丈35〜70cmの多年草。
     葉は互生し、卵状長楕円形で長さ10〜15cm。
     花は雌雄異株で、雄花は白色〜緑白色。雌花は柱頭の先が3裂し反り返る。
     花序は軟毛が多く、褐色を帯びる。

  • 分布・生育地 :
     本州(奈良県以北〜中部地方) (国外:日本固有)
     山地の林下

  • 花期 :  6〜7月

  • 撮影月日・場所 :
     2003年6月29日 長野県奥志賀高原
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花 2015年7月13日  群馬県至仏山
     下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     ユキザサの仲間は区別が難しい。
     本種は、ヒロハユキザサ(ミドリユキザサ)によく似ているが、花序に毛が多く、褐色を帯びることが多い。
     和名の由来は大和の国(奈良県)にちなんでいる。
     長い間全草の写真だけだったが、尾瀬至仏山への登山道の林下、やっと花や葉を撮影できた。

  • 同じ科の仲間の花
花

葉