ヒロハユキザサ(広葉雪笹)Smilacina yezoensis |
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草丈40〜70cmの多年草。 全体に毛がなく、葉は広楕円形で長さ10〜18cm。裏面脈上に短毛がある。 雌雄異株で、花序はほとんど無毛。 花は淡緑色。雄花の花被片は長さ約3mm。雌花の花被片は紫褐色を帯び、柱頭は3裂し反り返る。 別名ミドリユキザサ。 本州(中部地方以北) 亜高山〜高山帯の針葉樹林下 2005年6月25日 秋田県秋田駒ケ岳 アップ 同 上 そんなに珍しい花ではないのに未撮影になっていた。かといってこの花だけを撮影に出かけるのも癪だなと思っていた。 そんな折、タカネスミレを目的に登った秋田駒ケ岳。身体ごと吹き飛ばされそうな強風の中、やっとのことで撮影し終え、逃げ込んだ尾根の陰でこの花に出会えた。 ヤマトユキザサと比較すると、花序に毛のないことがはっきりわかる。 同じ科の仲間の花 |