ヤシュウハナゼキショウ(野州花石昌)Tofieldia nuda var. furusei |
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草丈10〜30cmの多年草。 地下茎を引いて増える。 根出葉は線状〜鎌形、長さ5〜25cm。葉脈を境にして表側に深く折れるので2列状になる。縁は全縁で無毛。 花は総状花序で斜め上向きに多数つき、花被片は6個、線形で白色。雄花の葯は帯黄白色。花柄は花より長い。 ハナゼキショウの変種で、走出枝を出し、葯の色が帯黄白色であることが異なる。 本州(栃木県) 山地の湿った岩場 2013年8月17日 栃木県 中・花、下・葉 同 上 高山ならともかく低地では熱中症になってしまうような酷暑の夏、どこにも出かけないうちに8月も半ばを過ぎた。 家に閉じこもってばかりではと、栃木県の固有種といわれるこの花の撮影に出かけることにした。 今日も暑い、山道を歩き始める前から汗が吹き出る。汗を拭いたタオルを絞ると水が滴り落ちる。 やっとのことでこの花があるだろうと思われる岩場にたどり着き、あちこち探して日陰の岩場に咲くこの花を見つけた。 母種のハナゼキショウとは、走出枝を出すことや、葯が帯黄白色で褐色〜帯紫色でないことで変種とされている。 同じ科の仲間の花 |
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