ヨコグラツクバネソウ(横倉衝羽根草)

Paris tetraphylla f. sessiliflora


ヨコグラツクバネソウ1


  • 科名・属名 : ユリ科 ツクバネソウ属
     注.APG分類ではシュロソウ科(MELANTHIACEAE)、属名以下変わらず

  • 特徴 :
     草丈15〜40cmの多年草。
     ツクバネソウの品種で、花柄の長さが2mm以下でほとんど無柄のものをいう。
     それ以外はツクバネソウと違いはない。

  • 分布・生育地 :
     四国、九州 (国外:日本固有)
     山地の林下

  • 花期 :   4〜5月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2014年5月3日  大分県別府市
     中・全体2 2022年4月24日    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
     左下・花 2014年5月3日    同  上
     右下・葉 2022年4月24日    同  上

  • 撮影記 :
     別府市のある林下、前年は咲き残りの花が1株あっただけだったが、今年はちょうど花盛り、花柄がないので花が葉の上に乗っかかっているように見える。
     花柄が2mm以下でほとんど無柄であることが特徴で、高知県の横倉山で見つかったことからこの和名がつけられている。
     ただ「高知県植物誌」によると、花柄の長さが3〜5mmのものや、時に15mmぐらいのものもあるなど、母種との区別ははっきりしていないようだ。

  • 葉

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ヨコグラツクバネソウ2

花