イワガネソウ(岩ヶ根草))

Coniogramme japonica


イワガネソウ

  • 科名・属名 :
     イノモトソウ科 イワガネゼンマイ属

  • 特徴 :
     草丈70〜120cmの常緑性シダ。
     根茎は短く匍匐し、やや密に茶褐色で披針形の鱗片をつける。
     葉身は長卵形〜卵形、1〜2回羽状複生、長さ(46-)49〜59(-70)cm、幅(25-)32〜44(-51)cm。羽片や小羽片は先端に向けて次第に狭くなり、側羽片は披針形で鋭尖頭。側脈は結合して中肋に斜めに細長い網目を作り、脈の先端は鋸歯の底に達しない。
     胞子嚢群は葉脈に沿って長く伸び、葉縁近くまで伸びることが多い。

  • 分布・生育地 :
     北海道(南部)〜沖縄(本島) (国外:朝鮮(南部)、中国、台湾)
     山地林下

  • 撮影月日・場所 :
     2007年8月11日  和歌山県東牟婁郡
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     下・胞子嚢群    同  上

  • 撮影記 :
     同じ属に良く似たイワガネゼンマイがあり、最初の頃はどっちがどうかわからなかった。
     やっと、このシダの側脈が結合して網状になる、脈の先端が葉縁の鋸歯まで達しないのが本種で、葉脈が結合せず、先端が鋸歯の中に入るか底まで達するのがイワガネゼンマイということが見分けられるようになった。
     林道を歩いていると両種とも良く見かけるが、関東辺りでは本種の方が少ないように思われる。全国的にはどうかわからないが。

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