イワデンダ(岩連朶?)

Woodsia polystichoides


イワデンダ1

  • 科名・属名 :
     イワデンダ科 イワデンダ属

  • 特徴 :
     草丈15〜35cmの夏緑性シダ。
     根茎は短く、斜上または直立し、葉を叢生する。
     葉は単羽状複生、葉身は狭披針形〜線形で長さ10〜25cm、幅2〜4cm。羽片は披針形〜長楕円状披針形で左右不斉で無柄、最下前側に耳片があり、縁は全縁かわずかに鈍鋸歯縁。濃黄緑色で質はやや硬い草質、両面有毛で裏面には線形の鱗片も混じる。葉柄は長さ5〜10cm、赤褐色で頂端に関節があり、全面に毛と鱗片が疎らにあり、特に葉柄基部には披針形で淡褐色の鱗片が密にある。
     胞子嚢群は羽片の辺縁近くに1列に並び、包膜はコップ状で胞子嚢群を包み、不規則に細裂し、長い縁毛がある。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜九州
     日当たりのいい山麓の岩上、石垣

  • 撮影月日・場所 :
     2007年8月17日  山梨県北岳山麓
     中 2008年7月12日  長野県佐久市
     下・胞子嚢群 2008年11月15日  島根県出雲市

  • 撮影記 :
     全国的に分布するが暖地にはやや少なく、明るく日当たりのいい岩場や石垣で見かけることが多い。ただ、山梨県の北岳山麓では林内の木の根元、岩の間に生えていた。
     羽片が左右不斉で全部前側に耳状突起があることや、中軸や葉の表裏に毛があり、特に葉の裏面には線状の鱗片が混じるのもこのシダの特徴で、よく似たコガネシダやイヌイワデンダとの違いである。

  • その他のシダ
イワデンダ2

胞子嚢群