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- 科名・属名 :
イワデンダ科 オオシケシダ属
- 特徴 :
草丈30〜80cmの夏緑性シダ。
シケシダ(D. japonica)とフモトシケシダ(D. pseudoconilii var. pseudoconilii)の雑種。
葉はやや2形で、シケシダ的な光沢がある。葉身の幅はフモトシケシダよりやや幅広い。
羽片は葉軸に対し直角につき、上部ではやや斜状してつく。
胞子嚢群は線形で中肋寄りにつき、包膜は内側に巻き込む。
- 分布・生育地 :
本州〜九州 (国外:日本固有) 低山地の湿った場所
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2016年7月16日 千葉県柏市 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・胞子嚢群、下・葉(上面) 同 上
- 撮影記 :
千葉県のある湿地、自生地は以外に少ないコムラサキを撮影に出かけた。
湿地といっても雑木林の中、風通しはなく、薮蚊の来襲もすごい。
何とか咲き始めの花を撮影し、他に何かないかと探しながら歩いていると、沢沿いの湿った林下に「タマシケシダ」と看板がついたシダが目に入った。
雑種のシダを同定できるほどシダの知識はないが、看板がついているなら間違いないだろうと撮影した。
東京都の多摩地区で見つかったのでこの和名がつけられているが、親となる両者の混生地では珍しくない雑種のようだ。
その他のシダ
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