カレンコウアミシダ(花蓮港網羊歯)

Tectaria simonsii


カレンコウアミシダ

  • 科名・属名

  •  ナナバケシダ科 ナナバケシダ属

  • 特徴

  •  長さ60〜80cmの常緑性シダ。
     根茎は短く斜上して叢生し、鱗片は暗褐色〜黒色、三角状披針形で長さ15mm、幅1.3mm以下。
     葉身はほぼ五角形で、不規則に2回羽状〜複葉となり、長さ30〜40cm、幅25〜40cm。質は草質で深緑色、側羽片が2〜4対あり、最下羽片は長い柄がある。葉柄は暗褐色からほとんど黒色で、長さ40〜60cm、光沢があり、全面に微毛が、基部に鱗片がある。
     胞子嚢群は葉脈が網目を結ぶ所か時には遊離小脈に頂生することもあって葉裏に点在し、円形で径約0.8mm、包膜は有毛で、早落性。

  • 分布・生育地

  •  奄美大島以南〜沖縄  山地の林下

  • 撮影月日・場所

  •  2010年9月13日 沖縄県石垣島
     下・胞子嚢群   同 上

  • 撮影記

  •  シダの図鑑の検索表には、よく似たミカワリシダとの違いは、根茎が本種では斜上し、鱗片が三角状披針形で3〜4倍も長いとある。
     八重山諸島には両種が分布しているとのことであるが、ミカワリシダは西表島で群生を見たものの、このシダはよくわからなかった。
     花仲間に案内してもらい、石垣島の隆起サンゴ礁の岩場の窪み、ハブが出そうな場所でやっと出会うことができた。
     よく観察したが、やはりミカワリシダとの違いははっきりしなかった。

    その他のシダ
胞子嚢群