オオカグマ(大かぐま)

Woodwardia japonica


オオカグマ1

  • 科名・属名
  • : シシガシラ科 コモチシダ属

  • 特徴

  •  草丈50〜120cmの常緑性シダ。
     根茎は太くて短く、斜上または横走し、葉を叢生する。
     葉身は狭長楕円形〜卵状披心形で2回羽状中裂、長さ30〜70cm、幅25cm。羽片は無柄で線形〜線状披針形で中肋の中央まで切れ込む。羽片は大きいもので長さ8〜25cm、幅1.5〜4cm、裂片はやや斜上し、長楕円形で鈍頭。葉柄はわら色から少し赤味を帯び、長さ20〜50cm、鱗片をつける。
     胞子嚢群は羽片裂片の中肋に沿って並び、長さ2〜5mm、包膜は主脈に向けて裂開する。

  • 分布・生育地

  •  本州(紀伊半島)、四国(西、南部)〜沖縄
     平地〜低山地のやや乾いた林下

  • 撮影月日・場所

  •  2007年12月3日 鹿児島県屋久島
     中 2007年3月25日   同 上
     下・胞子嚢群    同 上

  • 撮影記

  •  シダを始めたばかりの頃、屋久島の沢沿いの林下で出会ったこのシダ、胞子嚢群のつき方がコモチシダに似た感じだと思った。
     名前も全くわからない時期だったので、全体と胞子嚢群を撮影し帰って調べると、やはりコモチシダと同じ属のシダだった。
     関東辺りでは見かけないので珍しいのかと思ったが、その後九州や四国では何度も出会いそう少ないものではないことを知った。
     なお、和名の「カグマ」とはシダの古名の一つだそうである。

    その他のシダ
オオカグマ2

胞子嚢群