ヤリノホクリハラン(槍の穂栗葉蘭)

Colysis wrightii


ヤリノホクリハラン

  • 科名・属名 : ウラボシ科 イワヒトデ属

  • 特徴 :
     草丈20〜50cmの常緑性シダ。
     根茎は長く横に走り、まばらに葉をつける。
     葉はやや2形で、葉身は披針形〜線状披針形、基部近くが幅広く、基部は急に狭くなって葉柄に広い翼となって流れる。辺縁は波状に縮れ、紙質で無毛。
     栄養葉は長さ10〜25cm、幅3〜4cm。葉柄は5〜20cm。
     胞子葉は栄養葉より長くて狭く、長さ15〜30cm、幅2〜3cm。葉柄は長さ10〜30cm。
     胞子嚢群は中肋から葉縁までの主側脈間に線になって伸びる。

  • 分布・生育地 :
     九州(南部)〜沖縄  山地の林下

  • 撮影月日・場所 :
     2007年3月20日  沖縄県石垣島
     下・胞子嚢群 2007年4月28日  沖縄県西表島

  • 撮影記 :
     本州で見られるクリハランのようにすっくと立つ草姿のカッコいいシダである。
     長く伸びる根茎から葉をつけるため、1本だけが生えているということは少なく、何本かがほぼ同じ場所から葉を伸ばしていることが多い。
     一面群生するということはないが、沖縄でも屋久島でも林下で所々で見かける。
     線形に長く伸びる胞子嚢群もわかりやすく、名前をすぐに覚えたシダの一つであるが、ヤリホノクリハランと覚えてしまい、今回アップするに当たって初めて間違いに気づいた。

  • その他のシダ
胞子嚢群