オオキヌタソウ(大砧草)

rubia cordifolia var. glabrescens


オオキヌタソウ

  • 科名・属名
  • : アカネ科 アカネ属

  • 特徴

  •  草丈30〜60cmの多年草。
     葉は4個輪生し、卵形〜広披針形で長さ6〜10cm、幅2〜5cm。質は薄く、先は鋭く尖り、葉柄があるが、刺はない。
     花は茎の先や葉腋に集散花序をつくり、まばらに多数の花をつける。花冠は緑白色で、直径3〜4mm、先は4〜5裂し、平開する。
     果実は黒熟する。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州 山地の林内

  • 花期
  • : 5〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  1994年6月4日 山梨県中巨摩郡
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  かってはホテイアツモリソウキバナノアツモリソウを求めてよく出かけたこの山。
     その後、乱獲や盗掘ですっかり面影がなくなったと聞いて出かけることはなかった。
     ただ、この山にしか知られていない花もあり、久しぶりに出かけた。
     残念ながら目的の花は果実になっていたものの、久しぶりにこの花に出会った。

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花アップ