シマザクラ(島桜)Hedyotis grayi |
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高さ1〜2mの常緑低木。 葉は対生し、長楕円形〜狭長楕円形で、長さ3〜9cm、幅1〜3cm。先は鋭形で全縁。質は革質で薄く、表面は青緑色を帯び裏面は淡い黄緑色。葉柄は1〜5mmと短い。 花は枝先に集散花序となって多数つき、花冠は淡紫色、径約1cm、深く4裂する。裂片は線形。 果実(刮ハ)は倒円錐形の萼筒の先に突出し、長さ4〜5mm。 小笠原列島(固有) 林内、林縁 2011年6月27日 東京都小笠原 下・花 同 上 小笠原列島には他に類縁の種をを見ない特殊な植物が多数ある。 この花もその一つで、ソナレムグラやハシカグサと同じフタバムグラ属の、しかも木本であるとは思いもしなかった。 小笠原にはこの属の花が他にも2種類分布しているが、この花以外は個体数が少なく、花の終わったマルバシマザクラを2株見かけただけだった。 同じ科の仲間の花 |