シチョウゲ(紫丁花)Leptodermis pulchella |
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高さ20〜70cmの落葉低木。 茎は細くよく分枝し、若枝には短毛が密生する。 葉は対生し、狭長楕円形〜狭披針形で、長さ1.5〜3.5cm、幅3〜8mm。両端が尖り、縁は全縁で、裏面脈上だけに短毛がある。 花は枝先や葉腋に1〜数個つき、花冠は紅紫色の細長い漏斗形で、長さ1.5〜2cm、先は5裂する。花筒の外面は無毛、内面には軟毛が密生する。 果実(刮ハ)は長楕円形で、長さ約5mm、先に萼片が残る。 花の白いものがあり、 シロバナシチョウゲ(学名未定)という。 本州(紀伊半島、兵庫)、四国(高知) 川岸の岩上 2003年9月4日 高知県幡多郡 中 同 上 下左・白花 2003年9月28日 同 上 下右は詳細写真あり(写真をクリック) 下右・花 2003年9月4日 同 上 上の写真でもバックの水面が見えるように、四国でも紀伊半島でも山間部の川岸の岩上に生えていた。 ほんのわずかな増水でも水没してしまうような水辺、わずかな岩の隙間に根を下ろして生きる逞しさとは裏腹に花は小さく可憐だ。 このような水辺にはナガバシャジンやホソバノギク(キシュウギク)も見られた。 花は普通紅紫色であるが、中にはシロバナ(左下の写真)も時に見られる。 同じ科の仲間の花 |
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