イズカモメヅル(伊豆鴎蔓)

Vincetoxicum izuense


イズカモメヅル1

  • 科名・属名 : ガガイモ科 カモメヅル属
     注.APG分類では、キョウチクトウ科(APOCYNACEAE)

  • 特徴 :
     草丈50〜100cmのつる性の多年草。
     茎は長く伸び、曲がった毛がある。
     葉は対生し、葉身は卵形〜長楕円形、長さ2〜5cm、幅1〜3cm。先は鋭頭〜円頭、基部は円形、縁は全縁。葉はやや厚く、表面は無毛、裏面は密に毛が生える。葉柄は長さ2〜5mm。
     花は葉腋に一つ、短い花序軸を出してつき、花冠は暗紫色で径約1.2mm。副花冠の裂片は広卵形で先は鈍く、雄しべの半分の長さ。花柄は細く、長さ1〜5mm。
     果実(袋果)は紡錘形で無毛、長さ約5cm、幅約1cm。種子には狭い翼があり、長さ6〜7mm。

  • 分布・生育地 :
     本州(伊豆半島南部) (国外:日本固有)
     海岸の岩場、海岸林の林縁

  • 花期 :   6〜7月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 1996年6月29日  静岡県伊豆半島
     中上・全体2 2017年6月14日    同  上
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花序 1996年6月29日    同  上
     左下・花 2017年6月14日    同  上
     右上・葉、右下・茎    同  上

  • 撮影記 :
     この花は当初、「クロバナイヨカズラ」と同定しアップしていた。
     ただ、その時から先端がつる状に伸び、イヨカズラと比較すると異なり、どちらいえばコバノカモメヅルに近いと思っていた。
     その後、本種が「イズカモメヅル」という新種として発表され、やっと納得することができた。
     最初見つけた場所ではその後消えてしまい、長いこと会えずにいたが、別の場所で久し振りに再会することができた。

  • 葉

    茎

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イズカモメヅル2

花序

花