イブキクガイソウ(伊吹九蓋草)

Veronicastrum sibiricum subsp. japonicum f. humile


イブキクガイソウ1

  • 科名・属名 : ゴマノハグサ科 クガイソウ属
     注.APG分類Vでは、学名(V. sibiricum f. humile)

  • 特徴 :
     草丈40〜70cmの多年草。
     クガイソウの品種で、違いは、葉身が楕円形〜卵形、先は鋭頭〜鋭尖頭、長さは6cm以下とされる。

  • 分布・生育地 :
     本州(伊吹山)、四国(東赤石山系、剣山) (国外:日本固有)
     草地

  • 花期 :   7〜8月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 1987年8月9日  滋賀県伊吹山
     中・全体2(群落)、以下全て    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     伊吹山や四国の一部の山地に生え、クガイソウに比べ、草丈が低く、葉がやや円く、先が鋭頭で長さ6cm以下のものを品種としてイブキクガイソウとしている。
     この写真を撮影した伊吹山は、山頂まで広い有料道路が通じ、多くの花が簡単に見られる素晴らしい山である。
     特に晩夏の頃、草原を白く染めるサラシナショウマの大群落には圧倒される。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
イブキクガイソウ2(群落)

花