キバナオトメアゼナ(黄花乙女畔菜)

Mecardonia procumbens


キバナオトメアゼナ

  • 科名・属名 :
     ゴマノハグサ科 キバナオトメアゼナ属
     注.APG分類ではオオバコ科(PLANTAGINACEAE)

  • 特徴 :
     長さ15〜40cmの1〜多年草。帰化。
     茎は4稜があり、節から根を出して広がる。
     葉は対生し、楕円形〜広卵形、長さ1.5〜2cm、幅1〜1.5cm。先は鈍形、基部は短いくさび形、縁には鋸歯があり、両面とも無毛。短い葉柄がある。
     花は葉腋に単生し、花冠は黄色〜橙黄色、唇形で径約6mm。先端は4深し、上唇は2浅裂し、喉部には多数の腺がある。花柄は焼く1.5cm。

  • 分布・生育地 :
     帰化(熱帯アメリカ原産) (国外:原産地以外にインド〜東南アジアに広く帰化)
     やや湿り気のある陽地、乾燥地にも多い

  • 花期 :  不明(春〜秋?)

  • 撮影月日・場所 :
     2015年9月7日  沖縄県国頭郡
     中・花、下・葉    同  上
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     マメ科の花の果実の撮影に立ち寄った沖縄本部半島の海岸、取り立てて言うほどの場所ではないが、周辺を歩いてみるとそれなりに色々な植物が見られる。
     ヒメクマヤナギの大株や花盛りのトウゴマなど、目的外の花の撮影で時間を食う。
     相本を見ると、ゴマノハグサ科のような小さな黄色の花をつけた花が地上は這っていた。
     沖縄の花仲間に聞くと「沖縄植物野外活用図鑑」に「ソバガラウリクサ」として載せられている帰化植物とのことだった。
     帰化だが初めての出会いでしっかり撮影し、帰って調べると「キバナオトメアゼナ」という名で、しかもAPG分類ではオオバコ科の植物として載せられていた。

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花

葉