マルバママコナ(丸葉飯子菜)

Melampyrum roseum var. ovalifolium


マルバママコナ1


  • 科名・属名 : ゴマノハグサ科 ママコナ属
    注.APG分類ではハマウツボ科(OROBANCHACEAE)、属名以下学名変わらず

  • 特徴 :
     草丈20〜50cmの半寄生の1年草。
     ママコナに似て花序に密に花をつけるが、苞の刺状毛が長く、花軸や萼に刺毛状の毛が少ないのが特徴とされている。

  • 分布・生育地 :
     九州(対馬、壱岐) (国外:朝鮮、中国(東北部)(
     山地の林縁

  • 花期 :  8〜9月

  • 撮影月日・場所 :
    上・全体1 2007年9月30日  長崎県対馬
    中・全体2、以下全て    同  上
    (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     マルバ(丸葉)といってもママコナに比べて葉が丸いわけではなくて同じように密に花をつける。
     違いは苞の刺状毛が長く、花軸や萼に刺毛状の毛が少ないことである。
     対馬に多いツシマママコナに比べると、花序が短いという違いがあるが、個体差もあって判断し難い。
     分布記録にある地に上記の条件に合致すると思われる群落があり、案内してくれた地元の方も本種と教えてくれた。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
マルバママコナ2

花