マルバノサワトウガラシ(丸葉の沢唐辛子))

Deinostema adenocaulum


マルバノサワトウガラシ

  • 科名・属名

  •  ゴマノハグサ科 サワトウガラシ属

  • 特徴

  •  草丈5〜20cmの1年草。
     葉は卵円形で、長さ4〜7mm、5〜7本脈がある。
     花は筒形で、上部の葉腋に赤紫色の花をつける。
     サワトウガラシに似るが、葉が卵円形であることが異なる。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州  水田や湿地

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2004年9月12日 徳島県海部郡
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  水田や湿地の植物は減少しているものが多く、本種も滅多に見られない。
     長いことこの花を探していて、2004年やっと栃木県で1株だけ咲いているのを写した。
     不思議なもので、長いこと探していた花を見つけると、その後度々出会えることがよくある。
     この花も徳島でミズネコノオを写そうと入った水田で沢山咲いているのを見つけた。同じ水田にはサワトウガラシもあり、葉の形の違いがよく判った。

    同じ科の仲間の花
花アップ