- 科名・属名
: ゴマノハグサ科 シオガマギク属
- 特徴
: 草丈5〜20cmの半寄生の多年草。葉は根際にまとまってつき、茎につく葉は小さくて少ない。葉は羽状複葉で、小葉はさらに深裂する。
花は茎の上部に紅紫色で上向きの花を密につける。花冠の上唇の先はくちばし状に尖らない。
- 分布・生育地
: 北海道(大雪山系、日高山系)〜本州(中部以北) 高山の砂礫地や草地
- 花期
: 7〜8月
- 撮影場所・月日
: 1978年7月3日 岩手県早池峰山 花 同 左
- 撮影記
:
葉が根元にまとまってつき、茎にはあまりつかず、葉も細かく裂けるため、すっきりまとまった草姿になる。個人的には、同じ高山に分布するヨツバシオガマ、
やタカネシオガマと比較すると、美女(?)である。
花期は割合に早く、夏山シーズンの最盛期の頃には美しい姿で残っていることは少ない。
写真は、梅雨の最中の晴れ間に早池峰山に登ったとき見つけた晴れ姿?である。
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