ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)

Mazus miquelii


ムラサキサギゴケ

  • 科名・属名
  • : ゴマノハグサ科 サギゴケ属

  • 特徴

  •  草丈10〜15cmの多年草。
     匐枝を出して増えるので群生することが多い。
     葉は根元に集まり、倒卵形で長さ4〜7cm。匐枝の葉は倒円形または円形で小さい。
     花は根元の葉の間から花茎を伸ばし、唇形で紅紫色の花をつける。下唇は3裂し中央は隆起して黄色となり、赤褐色の斑点がある。
     山地の林縁に生えるものは、匍匐枝を長く伸ばし、葉が小さくて円く、腺毛が多く、
     ヤマサギゴケ(f. rotundifolius)という。
     また、花の白いものを
     サギゴケ(f. albiflorus)という。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州 田の畦など湿った場所

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  1985年4月28日 東京都八王子市
     中左・花 1999年4月29日 茨城県水海道市
     中右・サギゴケ 1985年4月28日 東京都八王子市
     中2枚は拡大写真あり(写真をクリック)
     下・ヤマサギ 2004年4月18日 高知県安芸郡

  • 撮影記

  •  群落として掲載した上の写真の株は唇弁の赤紫色が濃い株であるが、赤紫色が薄い株もありトキワハゼと区別しにくい。本種の唇弁の基本色は紅紫色で、 白が基本でピンクの斑点のあるトキワハゼとは異なる。
     田の畦などに群生していることが多い。群生の中に白花(中右の写真)が混じっていることがある。
     山深い高知県馬路村の林縁では、腺毛の多いタイプのヤマサギゴケと呼ばれる品種(下の写真)も見かけた。

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花アップ サギゴケ ヤマサギゴケ